賃貸事務所の裏ワザ

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けれども、資産価値を守ることだけが住宅取得の目的ではありません。
実際、一戸建てには一戸建てのいいところがたくさんあります。 しかし、一戸建ての場合、中古住宅としての流通性がマンションと比較するとどうしても劣ります。

その結果、資産価値のよりどころが地価だけになりやすく、建物の部分については価値が落ちていくのが速いのです。 実際、建築協定にせよ街作り協定にせよ、あるいは協定を作らないまでも住人の意識が高い場所であっても、意識は”地価”という意味での資産価値を守ることであって、建物部分の資産価値を守るという意識は実は希薄であろうと推察されます。
ここの最初にも触れたとおり、一戸建ての場合、マンションと比較すると、価格に占める土地の割合が高いため、比率で見た場合の資産価値は、土地の価値が保たれれば守られます。 また、建物は壊れることがあっても土地がなくなることは(あまり)ありませんから、地震・火事が怖い日本で、土地に一層の価値を見出す気持ちも理解できます。
土地こそが財産であって資産価値がある一方で、建物は消耗品であるという考えは間違っていると私は思っていますし、中古住宅の流通ももっと活発になるべきだと信じています。 しかし、これは売り主の意識で変わるものではなく、購入者の側の意識も、すぐに変化しそうにもありません。
ただ、そこで諦めてしまって、建物を30年くらいの消耗品という人が増えてしまうと、ますます中古住宅の流通性がなくなるという悪循環に陥ります。 この悪循環を断ち切るためには、自然任せにしないで、長持ちする家を購入し、購入した家の資産価値を建物としても守ろうという気概が私たちに必要なのだろうと思っています。
なお、土地にこそ資産価値があるという一般的な心理を逆に取り、資産価値を守る上で一戸建てが例外的にすぐれているタイプがひとつあります。 中古の一戸建てを、適切な場所で、ほとんど土地代だけで手に入れたときです。
場所は大切ですが、その点は既に何度も触れているので当然だとしますと、建物が築20年を過ぎると、ほぼ土地代で売られる家が増えてきます。 築20年であれば、手入れすればあと30年間は住めるはずですが、そのような家を土地代だけで手に入れれば、資産価値を守る上では完璧なのです。
4000万円の新築一戸建てでは資産価値は守れない?資産価値を守りやすい一戸建て住宅について私の考えと思いを述べてきました。

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